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2022.08.20

口内炎ができる原因とは?

こんにちは ARTE DENTAL CLINICです。

口内炎がよく出来て食事の時に染みる、食べにくい、話しずらい、、、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はなぜ口内炎はできるのか?原因は?詳しく説明していきます。

口内炎とは?

口内炎とはお口の中や周辺の粘膜に起こる炎症の総称のことです。

口内炎の原因はさまざまです。

ストレスや栄養不足など免疫力の低下や、口の中を噛んでしまった刺激によって出来る物理的刺激、ウイルスなどによる感染によって出来るものや、原因不明なものまであります。

口内炎の中でも一番多い「アフタ性口内炎」

一般的に多くみられる口内炎は「アフタ性口内炎(潰瘍性口内炎)」と言われるものです。

原因ははっきりとはしていませんが、ストレスや疲れなど免疫力の低下や、睡眠不足、栄養不足等があげられます。

特に栄養不足に関してはビタミンBが欠乏すると口内炎が出来やすくなります。

アフタ性口内炎の特徴は、赤く縁取られた2〜10mm程度の丸くて白い潰瘍です。

頬、唇の内側、舌、歯茎などに発生し、小さなものが2.3個群がって発生することもあります。

普通は10日〜2週間もすれば自然治癒することが多いです。

物理的刺激によっておこる「カタル性口内炎」

カタル性口内炎とは、口の中を噛んでしまったり、入れ歯や矯正器具などが粘膜に強く当たってしまった時や、熱湯、薬品の刺激等が原因で出来る口内炎のことをいいます。

特徴としては口の粘膜が赤く腫れたり、水疱が出来たりします。

アフタ性口内炎との違いは、境界が不明瞭で唾液量が増えて口臭が発生したり、口の中が熱く感じることもあります。

また、味覚がわかりにくくなることもあります。

ウイルスや細菌が原因の「ウイルス性口内炎」

ウイルスが原因で起こる口内炎がいくつかあります。

単純ヘルペスウイルスの感染が原因で起こる「ヘルペス性口内炎」は主に唾液などの接触感染や飛沫感染によって発症します。

またカビ(真菌)の一種のカンジダ菌は口腔内の常在菌ですが、免疫力の低下により増殖すると「カンジダ性口内炎」を発症することがあります。

ウイルス性口内炎の特徴は、多発性で口の粘膜に多くの小水疱が出来、破れてびらんを生じることがあり、発熱や強い痛みを伴うこともあります。

その他、アレルギー反応によって起こる「アレルギー性口内炎」や喫煙の習慣によって長時間口の中が高温に晒されることによって起こる「ニコチン性口内炎」というものもあります。

ニコチン性口内炎の場合、口の中の粘膜や舌に白斑が出来、がんへと変化する場合もあります.

口内炎は健康のバロメーターです。

口内炎ができた時には私生活を一度振り返り、普段の生活を見直してみましょう。

また口内炎が何日も治らなかったり、範囲が広い時、何度も再発する時に放置するのは危険です。

自然治癒するものがほとんどではありますが稀にベーチェット病など他の病気の一症状である場合や、お薬が原因の場合があります。

気になる場合は医療機関に行くようにしましょう.

 

 

 

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