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2022.12.20

医療費控除について

こんにちは、ARTE DENTAL CLINICです。

セラミック治療やマウスピース矯正治療などの自費診療を行う場合、保険診療に比べてやはり金銭的な負担がかかります。

そこでセラミック治療やマウスピース矯正治療を行う場合にぜひ取り入れていただきたいのが医療費控除の制度です。

条件に合致すれば、医療費控除を申請することで負担を軽減することができます。

医療費控除は、自費診療の歯科治療においても一部受けることができます。

今回は、医療費控除を受けられる歯科治療の種類から注意点などについてお話ししていきたいと思います。

医療費控除とは?

1年間(1/1〜12/31)に10万円を超える医療費がかかった場合、確定申告を行うことで一定金額の所得控除を受けることにより、税金が減税(還付)される制度です。確定申告を行うことで住民税も軽減されます。

税務署に申告手続きを行うと、過去5年間までさかのぼって医療費控除を受けることができます。

また、還付金は医療を受けた本人または生計を一緒とする家族が受け取ることができます。扶養家族でない共働きの夫婦の場合も医療費控除の還付金を受け取ることが可能です。

医療費控除の申告の期間は、翌年の2月16日から3月15日までで、管轄の区役所・市役所・税務署や、郵送・インターネットでの申告も受け付けています。

医療費控除の計算式

医療費控除の対象となる金額は、以下の計算式で求めることができます。
(最高で200万円)

医療費控除を受けることができる

▪︎ インプラントの費用

▪︎ 自費診療による治療費(セラミック治療など)

▪︎ 虫歯や歯周病の治療

▪︎ 親知らずの抜歯

▪︎ 入れ歯の費用

▪︎ 発育段階にある子供の歯並びの矯正

▪︎ 成人のかみ合わせ改善治療の矯正

▪︎ デンタルローンにより支払った治療費

▪︎ 通院時の電車・バス・タクシー代

▪︎ 幼い子供も付き添って通院した場合の交通費

▪︎ 薬局で購入した歯痛止めなどの医薬品

 

医療費控除の対象にならない

▪︎ ホワイトニング

▪︎ デンタルローンの金利・手数料

▪︎ 通院時に自家用車を使用した場合の駐車料金、ガソリン代

 

 申告の際に必要な書類や医療機関から受け取った領収書、通院の際にかかった経費の領収書などは大切に保管しておいてください。

 セラミックやインプラント治療では医療費控除を受けることができます。ただし、明らかに審美目的である場合には対象にならない場合もあるので注意しましょう。

セラミック治療やマウスピース矯正治療を受ける場合、医療費控除の対象となるので申請手続きを行うと良いでしょう。

少しでも自費の歯科治療にかかる金銭的な負担を減らすために、医療費控除について知っておき、上手く利用してみてくださいね。

 

 

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